ブス、地味、存在感がない、女なのに女が怖い……コンプレックスだらけの自分を救ってくれたのはエロの世界だった! 女性AV監督、映像ディレクター、劇作家・演出家として多彩に活躍するペヤンヌマキさんのコンプレックス克服記『女の数だけ武器がある。』が2月7日発売になりました。生きづらい女の道をいかに歩んできたのか――? 今回は、40歳になって綴った「文庫版書き下ろし」より一部を抜粋してお届けします。 「品がある」はどんな年齢にも対応できる 40歳。これからの人生を生きていく上で、自分の理想の姿をどう設定したらいいのでしょう? 社会的地位、お金、家庭、子供……現状持っているもので他人と自分を比べると、ないないづくしで愕然とします。若さもどんどん失っていく中で、これから自分はどうなっていきたいのか、未来の自分の理想像を描くのはとても難しく感じます。 40歳を迎える直前、そんなことばかりをぐるぐる考えて