電子投票を導入している岡山県新見市の市長選、市議選(定数18)の投票が行われた14日、市職員が有権者1人に仮の用紙を渡し、手書き投票を認めていたことがわかった。 市選挙管理委員会はミスを認め、この投票を有効とするという。 同市は2002年の市長、市議選で全国で初めて電子投票を導入。本人確認ができない場合などのため、各投票所に投票用紙と投票箱を置いている。 市選管によると、市内の投票所に午前7時頃訪れた男性が、「投票箱があるなら」などと手書き投票を認めるよう要求。投票管理者の50歳代の男性職員が、トラブルを避けようと用紙を渡したという。