新型コロナウイルスが感染症5類へ移行され、人々の動きが活発になる中、2023年冬から夏にかけて全国各地で高速バスの新設・改廃の動きが活発になってきています。 「人々の動きが活発になっているのだから、コロナ禍前までに本数も増えているし、新路線も誕生しているでしょ?」と思いがちですが、実態はその逆。 大都市と観光を結ぶ路線の新設や増便といった明るい話題が一部であるものの、多くは「減便」「廃止」といった残念な話題が多く、こと夜行高速バスに関しては、その傾向が一層目立っている印象をけます。 原因は、いうまでもなく「需要の減少」ですが、これに加えて最近特に耳にするのが「深刻な乗務員不足」です。 さらに、2024年4月にはバス運転者の「改善基準告示」が改正される予定で、これが実施されると、乗務員不足はより一層深刻化するといわれております。 そこで、今回は「2023年冬~夏の動き」と題し、2023年冬か