捜索が終わり、シートが取り外された民家の前には報道陣が集まっていた=16日午後8時32分、兵庫県尼崎市、伊藤進之介撮影連続変死事件の相関図 兵庫県尼崎市の民家から3人の遺体が見つかった事件で、岡山県内に捨てられたとの情報がある行方不明者について、兵庫県警が「ドラム缶の中にコンクリート詰めにして、崖から海に落とした」との証言を得ていたことがわかった。捜査関係者が明らかにした。昨年11月に尼崎市内で見つかった遺体もコンクリート詰めにされており、県警は証言の裏付け捜査を進めている。 昨年11月の事件では、尼崎市内の貸倉庫でドラム缶の中にコンクリート詰めにされた大江和子さん(当時66)の遺体が見つかり、角田(すみだ)美代子被告(64)ら4人が傷害致死や死体遺棄などの罪で起訴されている。 捜査関係者によると、美代子被告の周辺では、29〜87歳の7人が行方不明になっており、このうちの6人について