状態保存にビューステートを使う Webアプリケーションにおける通信は、一般的にHTTPというステートレスなプロトコルに基づいたものだ。 ASP.NETのセッション状態機能は、SessionIDをクッキーに保存したりページのURLに埋め込んだりすることで実現されたHTTPのステートレスな世界からの抜け道だと言えよう。この共有されるセッションキー(SessionID)は、その後、リクエストを発生したブラウザにおいて、サーバに保存されたデータを関連づけるために用いられる。 幾つかの場面では、セッション状態を要求することが必要無い時や望ましくないケースがある。共通テクニックは、次のように、フォームのフィールドにデータを隠して保存することだ。 クライアントサイドでがページをSUBMITし、HTTPのPOSTやGETリクエストがサーバに向けて発生した場合には、このデータはPOSTのボディデータやクエリ