バチッ、パチパチッ! それは一瞬の出来事だった。音とともに閃光が見えて、電源コードから白い煙が立ち上る。周囲には何か特有の臭いが充満した。一瞬の出来事で唖然としたが、すぐに状況を理解した。やってしまったのだ...。12Vのバッテリーをショートさせてしまったのだ。 ショートとは、ショートサーキットを略した言葉で、日本語では短絡。何らかの原因で負荷(電球・モーター・充電出力など)をショートカットして電気回路が接続してしまい、そこに大電流が流れてしまう現象。 ショートは危険、ショートさせてはいけない、といった知識はあって、今まで気を付けてはいた。しかし、幸運にもこれまで目の前でショートした状況を経験したこともなく、どれほどマズい状況になるか実感を持っていなかった。ショートさせないことに気を遣ってはいたが、その心構えは十分ではなかったのだ。 ショートした電源コード 12Vバッテリーでショートすると
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