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ITコア提供クラウドサービスの記事を読んだ。 手嶋屋はサービスの一部でAmazon EC2や Amazon S3を使い始めている。国際的な競争力のあるサービスレベル、スケーラビリティ、価格を維持するためだ。 日本のお客さんにサービスをするのに、わざわざアメリカ西海岸のサーバを使うのもばかばかしいし、サポート体制への不安もつのる。 本当はできることなら、国産クラウドを使いたいのだ。 しかし自分の調べた範囲では、EC2を超えるような国産クラウドにはまだ出会えていない。 EC2の何がすごいって、EC2を利用したサードパーティの企業はたくさんあるし、OSイメージも大量にある。ドキュメントも豊富だ。PHP界で有名なフレームワークであるZendFrameworkにはEC2を操作するためのライブラリまでそろっているのだ。 これから日本でクラウドサービスを展開するホスティング事業者は何を実現すればEC2に
民主党の圧勝は、予想以上に大きな変化をもたらすかもしれない。ここまで大差になれば、参議院のねじれも自民党からの鞍替えや公明党の「中立化」によって解決でき、実質的に民主党単独政権になる可能性がある。そうなれば、小沢一郎氏の悲願だった「強い与党」として、思い切った改革もできよう。特に重要なのは、民主党がマニフェストにかかげた「官僚主導の政治の打破」である。 その試金石は、すぐやってくる。来年度予算の編成だ。例年なら、きょう概算要求が出そろって省庁間の話し合いも7割ぐらいついているが、今年は民主党が「国家戦略局」によってゼロベースで見直すとしているので、各省庁とも骨格しか出していない。新組織は「戦略室」として発足を急ぐそうだが、スタッフの人事が完了するには、どう急いでも1ヶ月はかかる。正味3ヶ月で一般会計+特別会計の200兆円をゼロから見直すのは、現実には無理だろう。細川政権のときも、政権が成
IT用語は英略語が多いので、部外者が理解しにくいといわれている。 しかし、そのような英略語はどうせ相手に意味が通じていないので、相手の誤解も生じない。むしろ、一般用語が特殊な意味で用いられているケースがあり、その方が誤解を生むので危険である。 情マネ流マーフィーの法則その98 「情報、システム、マネジメント、経営、戦略」をIT部門の5大慣用句という。どのような言葉にもつけられるが、特別な意味を持たないのは「根岸の里の侘住居」の類である 「情報」とは、IT部門が取り扱う一切のものを指し、それ以外のものはいかに重要な情報であっても、「情報」とはいわない。 コンピュータに入力する残業時間のデータは立派な情報であるが、“競争会社が新製品を発表しそうだ”などというニュースは、コンピュータに入らない限り情報とはいわない。すなわち、情報とはコンピュータ処理の原料と製品のことである。 「システム」も同様で
経済産業省は2009年夏をめどに、著名なCIOやITアーキテクトの仕事上の半生をまとめた文書の作成に乗り出す。出来上がり次第、シンポジウムなどで配布する計画だ。失敗談などを交えることで先輩エンジニアの成長過程を実感できるようにし、若手エンジニアや学生が抱えるIT業界に対する不安感を払拭したい考えだ。 2008年にプロジェクトマネジャ(PM)版の文書を作成・配布したところ好評で、IT業界のイメージ向上に効果があった。そこで対象をCIOやITアーキテクトなどに広げる。 PM版では、IT企業のPMに加えて一般企業の情報システム部門に属するPMも紹介。入社から何年目にどのようなプロジェクトに従事し、どんな課題に直面したか、そこで実感した面白さは何かなどをまとめた。 例えば大手IT企業に所属するA氏は、新卒で入社した同僚のプログラミング能力の高さにショックを受けてPMを志向(図)。同社が初めて証券系
名前: 吉澤準特 職業: ITコンサルタント 連絡: メルマガに記載 自己紹介のコメント: 自己紹介の詳細はコチラ→■ 外資系企業に住む住人の視点からIT業界の出来事を伝えます。ご興味のある方は、メルマガの登録をお願い致します。 Twitterやっています。 →http://twitter.com/juntoku_y マイナビニュースで「IT業界裏講座」を掲載中です。そちらもヨロシクお願い致します。 →コンサル直伝-IT業界”裏”講座 EnterpriseZine(翔泳社)で記事掲載中です。そちらもヨロシクお願い致します。 →ファシリテーションで会議を変える/ITIL解体新書/デキるシステム担当者のスキルノート 2010年7月末、日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)より「フレームワーク使いこなしブック」を上梓しました。仕事の質と効率を高める思考の枠組み・フレームワーク。本書は、架空
昨年、情報処理推進機構(IPA)が開催したIT業界の重鎮と現役学生による討論会で、学生の持つIT業界への「ネガティブイメージ」が明らかにされたのは記憶に新しい。5月28日、IPAが開催したイベント「IPAX2008」で、再び経営者と学生の討論会が行われた。IT産業が国際的な飛躍をめざすために学生に期待することが今年の討論のテーマ。 学生側は、慶應義塾大学、九州大学、千葉工業大学、東京情報大学、東京工科専門学校から各校2人ずつ、計10人が出席。一方、産業界代表としてCSKホールディングス 取締役 有賀貞一氏と、コムチュア 代表取締役社長 向浩一氏が討論を行った。また、IPAからは理事長の西垣浩司氏が参加した。司会はインプレスR&Dの田口潤氏が行った。 「ポジティブなビジョンを提示して」 「産業を問わず、やりがいのある仕事のイメージ」について学生に質問をしたところ、「達成感がある」「自分の成長
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