ブックマーク / pmazzarino.blog.fc2.com (4)

  • 松本人志さんの罪についての考察と提案反社会学講座ブログ

    ●まつもtoジャニー こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 ジャニー喜多川さんは、いい人でした。多くの芸能人を育て、テレビ界に貢献した功労者であり、育てられた芸能人にとっては恩人です。 でも、ジャニーさんは犯罪者だったのです。 24時間、つねに犯罪者でいる人などいません。犯罪者としての顔は、個人が持つ多くの顔のうちのひとつにすぎないのです。犯罪をしてるとき以外は、何わぬ顔で暮らしてます。それはマジメな職業人の顔であったり、優しい父親・母親の顔だったり、情にあつい先輩の顔だったりします。 でも、そういう「いい人」が、犯罪者の顔も持ってたりするんです。 ジャニーズ問題から我々が学ばねばならないもっとも重要な教訓、それは、予断をもって犯罪告発の声を封じてはならない、ということです。 いい人は犯罪をするわけがない。社会的地位の高い人が犯罪者であるはずがない。無名の人間が犯罪を告発するのは売名

    noabooon
    noabooon 2024/01/29
    僕の中の個人的神であるパオロ・マッツァリーノ様がまだ活動されていたことに感動を禁じ得なくて中身が何も入ってこないww
  • 続・少年犯罪の実名報道は偽善である反社会学講座ブログ

    こんにちは。ゲスの極みおじさん、パオロ・マッツァリーノです。 人は不愉快な真実よりも愉快なウソを信じたがります。だから、人が嫌がる真実を指摘する者は、往々にして憎まれるものです。 少年犯罪の実名報道にはなんの効果もないという事実を指摘した私も例外ではありませんでした。実名報道が犯罪を抑止しているという考えは現代の迷信でしかないのですが、それを認めたくない人たちが激怒してわめき散らしていらっしゃる。 Don't think, feel! というセリフで有名になったブルース・リーは、皮肉にも早死にしました。 さらに皮肉なことには、彼が残した言葉がおバカな人たちに免罪符を与えてしまいました。考えなくてもいいんだよ、感じたままに行動すればいいんだよ、と。 考えなければいけません。考えずに答えを得ようなんてのはずうずうしい了見です。 ざっと見渡したかぎりでは、批判はすべて論破可能なものばかりでした。

    noabooon
    noabooon 2015/05/10
    支持する
  • これから『反社会学講座』を読む学生さんへ反社会学講座ブログ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。『反社会学講座』の単行が出てから、早いもので、かれこれ10年経ったんですね。 私は自著の評判やレビューをなるべくネット検索しないようにしています。やっぱり私も人間ですから、ケチをつけられれば反論したくなるというもの。でもそういうのをちょいちょいやってると、著者がつねに監視してるようで感じ悪いでしょ。読者が遠慮して自由な感想を書かなくなったら不意ですし。 とはいえ、毎年新年度になると、『反社会学講座』など私の著作を授業や講義の副読やレポート課題として使ってくださる先生もいるようです。そこでこの機会に、誤解されがちな点について、いくつかいいわけをしておくことにします。 ●私は社会学も社会学者もそんなに嫌いではない。 自分がけなすような書きかたをしておいて、いまさらなにをぬかすか? ごもっとも。 ただ、当に嫌いなのは抽象的な社会論です。社会とはこう

    noabooon
    noabooon 2015/04/12
    僕がインターネットを通じて何か発信したいと最初に思ったきっかけは、パオロさんのサイトを見たときだった
  • 通説の怖さ

    こんにちは、パオロ・マッツァリーノです。 なんでも、書籍で最初に江戸しぐさを批判したのは私ではないかとの指摘を受けまして、そういう栄誉に浴した(?)からには、読まないわけにいきません、江戸しぐさについて徹底検証した原田実さんの『江戸しぐさの正体』。 私が感じてた疑問や矛盾はほぼすべて突いてました。化けの皮を完全にはがしちゃいました。まあ、普通に考えればおかしいと思うよねえ。江戸しぐさを勧める人たちが江戸文化に無知すぎることはあきらかなんで。 江戸しぐさ信奉者たちからの反論――は期待するだけムダでしょう。どうせ、「諸説あります」と常套句でいい逃れをするのがオチ。どんなデタラメな説を持ち出しても、これは諸説あるうちのひとつだから、といえば許されると思ってる。さらに追及されると、もうひとつの切り札「信じる信じないはあなた次第」を出してきます。 そもそも歴史を科学とは思ってない人が多すぎるんです。

    noabooon
    noabooon 2014/10/07
    パオロさんや!僕がネットにはまったきっかけのパオロ・マッツァリーノさんや!
  • 1