『ルポ 塾歴社会』『中学受験「必笑法」』『追いつめる親』など、受験に関する多くの著書で知られる教育ジャーナリストのおおたとしまささんは、受験にとどまらず、世界中の教育についても取材し続けてしてきた。その集大成と言えるのが最新刊の『世界7大教育法に学ぶ才能あふれる子の育て方 最高の教科書』だ。モンテッソーリ、シュタイナー、イエナプランなど名だたる「世界7大教育法」が、どのような教育法なのか、なぜこれらの教育法が才能あふれる子どもたちを輩出してきたのかが描かれている。 7大教育法の中でも、最も知られているモンテッソーリとシュタイナーにクローズアップし、ふたつの教育法が大切にしている教育における「自由」というキーワードの真の意味を紐解いてみよう。 「自由」とは「援助なしに行動ができること」 「なぜ静かにできないんだろう?」「なぜがまんできないんだろう?」「なぜ言うことを聞かないんだろう?」……。