リモートワ-クの増加や様々な場所でのソ-シャルディスタンスの確保などで、今私たちの日常生活は変化を求められています。このような「新しい日常」に息苦しさを感じるのは口と鼻を覆うマスクだけではありません。 業務ごとに対面で行うか、それともリモートで行うかを確認して、人との距離感を気にかけ、マスクの装着を忘れないように最大の注意を払う・・・このような対応は個人にとってストレスであり、また業務の効率や生活の質を低下させてしまいます。 煩わしいル-ルはやがて守られなくなり、それに備えるための一層の啓発と、より強制力の強い法律の整備を求める意見もありますが、それは得策なのか? それは社会の息苦しさをより加速させて、問題をさらに悪化させることにもなりえるかもしれません。私たちに重要なのは訪れた新しい日常に対しての煩わしさを少しでも軽くする工夫ではないのでしょうか? 経済活動の心理的な側面に注目する行動経