相当に、古いシミには、訳がある。 はい、古いいシミは大体の場合が黄色く見える状態になり、よく見てみると少しテカっているようにも見えます。 おそらくタンパク質の劣化により、生地の繊維が痩せていて、その上に油膜が張っているからそう見えるんだろうと思います。 特に、ウール製品は細かい毛羽が失われていて、その部分だけ毛羽が少ない状態になります、ですので目に見えるのは、毛羽が少なくなってしまった生地の繊維です。 その部分だけ、見た目の色が周りと調和していない為、黄色く見えたり、黒く見えたりするのだと思います。 おはようございます、シミ抜き修復師オノウエです、毎度! 糸の周りのフワッフワの細かい毛、一見無駄に見えますが細かい飛び出た糸が消失すると、フワフワ感もなくなり、見た目にも変化してしまうんですよ〜。 今回の、事例はとても、ありえます。 ええ、ウールの生地を拡大するとこんな感じです、フワフワ感があ
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