奈良市・興福寺で今月行われた第76期名人戦七番勝負第3局の2日目(9日)で、佐藤天彦(あまひこ)名人と羽生善治竜王が食べた昼食を「名人戦ランチ」と銘打ち、奈良ホテルが1日10食限定で発売している。31日まで。「世紀の対決の勝負めしをお楽しみください」とPRしている。 佐藤名人が選んだのは「県産郷(ごう)ポークのカツカレーセット」。奈良ホテル伝統の…
負動産時代 日本には土地を「捨てる」制度が存在しない。ただでも買い手がつかないような土地を運悪く抱えてしまうと、売ることも捨てることもできず、管理コストや固定資産税の負担だけが残る「負動産化」が進む。ドイツでは、土地は捨てることができると法律に明記されているという。土地を捨てられる制度はどう運用されているのか。現地を訪ねた。 独東部ドレスデン中心部の工業地帯。鉄道沿いの国道を少し入ったところに、コンクリート5階建ての廃虚があった。窓ガラスがところどころ割れ、建物の背後には広大な敷地が広がっていた。敷地面積は約1万5千平方メートル。旧東ドイツ時代には薬品工場として使われていたが、その後、捨てられたという。 ドイツの民法には「所有者が放棄の意思を土地登記所に表示し、土地登記簿に登記されることによって、放棄することができる」(928条1項)と明記されている。放棄された土地をまず先占する権利は「州
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く