スポットライトが壊された阪神大震災の慰霊碑。黒いポールの先端に照明がついていた=17日、神戸市灘区桜口町4丁目の六甲道南公園 17日午前5時40分ごろ、神戸市灘区桜口町4丁目の六甲道南公園で、阪神大震災の慰霊碑を照らす照明が壊されているのを、慰霊に来た自治会長の男性(83)が見つけ、巡回中の警察官に通報した。県警は器物損壊の疑いで調べている。 灘署によると、照明は慰霊碑の周囲に5器設置され、高さ約50センチのプラスチック製のポールの先端に透明のカバーに覆われた電球がついていた。16日午後9時に自治会長が見た時に異状はなかったという。 慰霊碑には「鎮魂」と刻まれ、被災者の冥福を祈る言葉がつづられている。