去年12月、広島県福山市のスポーツ用品店から野球のグローブを盗んだとして、20代の男女2人が逮捕されました。男は「グローブを何百個も盗んだ」と供述しているということで、警察は全国でグローブの盗みを繰り返していた疑いがあるとみて調べています。 逮捕されたのは、いずれも富山市小杉の無職、豊田元樹容疑者(29)と平野愛夢容疑者(22)の2人です。 警察の調べによりますと、2人は去年12月20日、広島県福山市のスポーツ用品店から野球のグローブ2点、合わせておよそ5万7000円相当を盗んだ疑いがもたれています。 警察が防犯カメラの映像などから豊田容疑者を特定し、自宅を調べたところグローブ21点が見つかり、中には6万円相当の高額なものもあったということです。 調べに対し豊田容疑者は容疑を認め「全国の50以上の店からグローブを何百個も盗んだ。売りさばいて生活費にあてていた」と供述しているということです。