Trend Microによると、昨年12月下旬に急増した不正広告(malvertising)攻撃で、マルウェアをホストするサーバーへの通信を暗号化するためにLet's Encryptの発行したサーバー証明書が使われていることが確認されたそうだ。Let's Encryptは無料でDV証明書を発行するサービスで、12月3日にパブリックベータへ移行している(TrendLabs Security Intelligence Blogの記事、 The Registerの記事、 InfoWorldの記事)。 攻撃は不正な広告を用いてAngler Exploit Kitをホストするサイトに誘導し、ネットバンキングをターゲットにしたトロイの木馬をインストールさせるというもの。主に日本のユーザーが攻撃の対象となっており、Trend Microでは昨年9月に確認された不正広告攻撃の続きとみている。 攻撃者はdo