【ソウル時事】北朝鮮の「北南高位級接触代表団」は12日、談話を発表し、韓国民間団体が10日に行った北朝鮮の体制批判ビラの散布に関し、「重大な挑発が続く限り、わが軍隊と人民の対応はより強いせん滅的な物理的攻撃につながるだろう」と威嚇した。 朝鮮中央通信が伝えた。 談話は4日の北朝鮮高官訪韓に触れ、「北南関係改善の新たな歴史を記そうというわれわれの真意を深く胸に刻み、水を差す妄動を働いてはならない」と主張。「まだ選択の機会はある」として、10月末〜11月初めで合意した韓国との高官協議の開催に含みを残した。