1907年、大阪高等工業学校(現・大阪大学工学部)の学識者と実業家が中心となり、内燃機関の国産化を目的に「発動機製造株式会社」として創業した[4]。1930年に自社エンジンによる三輪自動車「HA型ダイハツ号」の製造を開始して輸送用機器事業に進出し、エンジンメーカーから自動車メーカーに移行[5]。1949年に東京証券取引所と大阪証券取引所に株式を上場[6]した後、1951年に現社名の「ダイハツ工業株式会社」に改称した[7]。その後国際競争力を強化するため、1967年の業務提携によりトヨタグループの一員となり、軽自動車を中心とするコンパクトカーに特化して事業を拡大[8][9]。1998年にトヨタ自動車がダイハツの株式の過半数を取得したことで同社の子会社となった[10]。2016年には株式交換によりトヨタの完全子会社となり上場廃止された[1][11]。2017年にはトヨタと「新興国小型車カンパニ