スケールメリットやネットワーク外部性について整理してみよう。 スケールメリットは、普遍的に見られる スケールメリットは、普遍的に見られ、それこそ物々交換の時代からあった。 第二次産業革命以後、経済においては、「規模の経済」が働くようになった。 第二次産業革命以後、規模が大きいほうが効率的となるセクターが幾つか出現したからだ。 第二次産業革命以後、原材料や製品の輸送が容易になったことにより市場規模が巨大化して巨大な寡占、独占企業があらわれるようになっただけである。それまでは地域の小さな独占企業ばかりだったので、国とか世界といったレベルで見ると独占企業とは見えなかっただけである。 学習効果や分業による効率向上も、スケールが大きい方が有利である。家内制手工業であってもスケールメリットはある。 ソフトウェアにおけるスケールメリットは巨大 スケールメリットは普遍的に見られるが、その程度は一様ではない