読んだ。 本が本でなくなる日 - TechCrunch この記事に限った話ではないが、電子書籍が普及してからというもの「本は死んだ!」みたいな話をたびたび目にする。俺から言わせてもらえば「今更?」って感じだ。本が息をしなくなってから相当経っているだろ。 文庫本 電子書籍は携帯性に優れているが、本を手軽に持ち歩けるようになったと言えばまず文庫本だ。そして文庫本もまた本の価値を下げてしまった。 それまで本というものは重厚で高価であり、気軽に持ち歩くものではなかった。そのため本を読むということは部屋で机に向かって行うものだった。そのため読書はそれ自体が主であり、何かのついでや暇つぶしで行うものではなかったのだ。 しかしそれが16世紀に変わってしまった。アルドゥス・マヌティウスの手によって*1。印刷業を営んでいた彼は商売の上手いヴェネツィア人らしく、「持ち歩ける本」という全く新しい商品を生みだした
古代から近現代まで、世界の出来事を通史的にまとめた文庫本が全国の書店で異例の売れ行きをみせている。 世界史は「カタカナだらけ」「暗記項目が多くて面倒」「扱う時代が長すぎる」などの理由で日本史と比べて人気は低く、大学受験の選択科目でも敬遠されがち。購入の中心層は中高年で、今になって世界史の本を手にするのは、流行の「学び直し」に目覚めたのか。それとも日々変わる世界の政治情勢に対する関心からか――。 上下巻で30万部を突破したのは、カナダの歴史家、W・H・マクニールの「世界史」(中公文庫)。原書は1967年発行で、2008年に文庫化された。「世界で40年以上読み継がれている名著」というキャッチコピーで東大の大学生協で人気に火がつき、一般書店にも広がって、この1年で急速に売り上げを伸ばした。 5大陸で異なる発展を遂げた人類史を描いた「銃・病原菌・鉄」(草思社)も2月の文庫発売から上下巻で25
先日、森やうすけ氏におしへられた書評論の本をきのふ買ってみた。さっそく一番興味のある書評の歴史についての記述を読む。 豊崎由美,大澤聡「対談ガラパゴス的ニッポンの書評:その来歴と行方」 『ニッポンの書評』豊崎由美 光文社 2011.4 p.181-227 ニッポンの書評 (光文社新書) 作者: 豊崎由美出版社/メーカー: 光文社発売日: 2011/04/15メディア: 新書購入: 3人 クリック: 165回この商品を含むブログ (64件) を見る 大澤 じつは、ごくわずかですが、戦前の日本の新聞でもそういう〔書評を別冊付録としてつける〕試みはあったんですよ。まったく知られていないだけで。最近、古書店をやっている知人がたまたま発掘して教えてくれました。(p.206) ん? 「古書店をやっている知人」って誰だろう?(σ^〜^) こんな書評索引代替物があったというのもしらなんだ。 ブックレビュー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く