前回までのあらすじ: ヤギが表紙の『Rubyデスクトップリファレンス』が、ハチドリ本こと『プログラミング言語Ruby』に変化した経緯をお話いただきました。今回からは監訳の卜部昇平さんと一緒に、『プログラミング言語Ruby』の章立てを順に追いつつ、本書とRubyにまつわる話がはじまります。が、まず書籍のタイトルやクレジットの話題から、まつもとさんがウォッチする「あの人」の話題に... 『プログラミング言語Ruby』のヘンなところ この本って、結構オライリー的には変わった本で、とさっきオライリーの人から聞いたんですけど、1つはタイトルが『The Ruby Programing Language』って書いてあるんです。 ―原著ですね。 こっち(日本語版)でも『プログラミング言語Ruby』となっていて、他の、オライリーの他の本で、こういう『Programing Language』というタイトルの本