経済協力開発機構(OECD)が3年に1回、世界中の15歳を対象に実施する「国際学習到達度調査(PISA)」。2016年12月に発表された最新の結果は、全分野でシンガポールが1位となった。 ちなみに日本は「科学」で2位、「数学」で5位、「読解力」で8位となっている。 この結果に対する各国のメディアの反応はさまざまだ。 1位となったシンガポールの英字紙「ストレーツ・タイムズ」は、「シンガポールはPISAでいい成績を残したかもしれないが、エストニア、フィンランド、カナダといった成績上位国からも学べることがあるはずだ」とさらなる教育システムの改革を訴えている。 上位の常連だったフィンランドは、数学で12位と順位を落としつつある。米紙「ワシントン・ポスト」はフィンランド人教育学者にインタビューし、その要因を探った。 記事によれば、主な原因は3つ。1つ目は、「楽しみながら読書をする」男の子が減っている
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