武田真一郎・成蹊大教授 外国籍住民の地方参政権を求める集会で気勢を上げる在日韓国人ら=2009年5月、東京〔AFP時事〕 一定期間住めば日本人か外国人かを問わず、住民投票できるようにしようという考え方が徐々に浸透してきている。「外国人参政権につながる」といった反対意見も根強いが、少子高齢化が進む日本では、外国人労働者を抜きにしては、生活が成り立たなくなりつつあるのも事実だ。コンビニしかり、介護しかり、彼らなしで現場は回らない。必要不可欠となった隣人との関係。いったいどう考えればよいのだろうか。住民投票条例の研究で「第一人者」と言われる成蹊大の武田真一郎教授に解説をお願いした。 【特集】教えていただきました 住民投票条例で外国人に投票資格を認めることには、どのような問題があるのだろうか。そもそも住民投票によって住民の意見を聞くことの意味はどこにあるのか。反対派の意見にも耳を傾けつつ考えてみた
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