先日、ニューヨークタイムズはサブスクリプション事業に明るいメレディス・コピット・レヴィンを新しいCEOに迎えた。 彼女はインタビューにおいて、「ニューヨークタイムズは、メディア会社ではなく、デジタルカンパニーである」と明確に語っている。デジタル戦略、購買といったところの広告収入だけではなく、ポッドキャストやビデオなどを使って生き延びていく戦略を打ち出している。 データビジュアライゼーションツールとして有名なディースリージェイエス(D3.js)を開発したことで有名なマイク・ボストックもニューヨークタイムズに勤務していたことで知られている。私の友人もニューヨークタイムズでデータサイエンティストとして働いているが、「こんなに楽しい会社はない」と言っている。 日本では、優秀なデータサイエンティストが新聞メディアで働くというのは想像できないかもしれない。しかし見方を変えれば、ワシントンポストやニュー
第26回参議院選挙の東京選挙区のポスター掲示場。東京選挙区には34人が立候補した(2022年06月27日)
今、上映中の韓国映画に『モガディシュ』という話題作がある。映画界も新型コロナウイルス禍で苦戦を強いられている中、7月封切りで観客動員約300万人とヒットしている。「モガディシュ」はアフリカ東部ソマリアの首都名。1990年代初めの内戦激化で現地脱出を余儀なくされた韓国大使館員たちの話だが、当時、孤立していた北朝鮮の大使館員を連れて一緒に脱出したという実話が基になっている。 全編アフリカで現地ロケし、激しい戦闘や暴動シーン、決死の脱出作戦など実に面白いアクション映画になっている。それにミソは戦渦の中で韓国側が苦境の北朝鮮を助ける人道的な〝外交美談〟なので韓国人には心地よい。ただ、人気ドラマ『愛の不時着』など近年よくある他の南北モノと違い、北朝鮮への情緒的な〝心の交流〟など対北接近感はない。ひたすら危機脱出に向けた協力という淡々とした北朝鮮観がいい。 それにしてもアフリカを舞台にこんな大がかりな
安倍晋三元首相が奈良市での街頭演説中に銃撃され死亡した事件では、背後にも広いスペースがある場所が演説会場となり、近づく男を警察官が制止できず至近距離での発砲を許した。1発目の発砲直後に安倍氏をかばおうとする姿もうかがえなかった。奈良県警の鬼塚友章本部長は9日、警備上の問題があったことを認めたが、今回の警備態勢に警察内部からも批判の声が上がっている。 【写真付きでみる】犯行現場の状況イメージ 安倍氏は8日午前11時半前、多くの聴衆が集まった近鉄大和西大寺駅前で演説を始めた。当時の様子を撮影した動画などによると、山上徹也容疑者(41)は、車道を挟んだ斜め後方の歩道で拍手を送るようなそぶりを見せる。演説が始まって2分が過ぎた頃、山上容疑者が車道に出て安倍氏の背後に近づくと、1発目の轟音(ごうおん)が響いた。 要人警護に詳しい警察幹部は「360度を見渡せるような演説会場は狙われやすい。不審者を早く
参院選岡山選挙区の自民党公認候補の応援で演説する安倍晋三元首相=岡山市北区の市民会館で2022年7月7日午後7時2分、堤浩一郎撮影 安倍晋三元首相(67)が奈良市で街頭演説中に銃撃されて死亡した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された山上徹也容疑者(41)=奈良市大宮町3=が奈良県警の調べに、事件前日の7日にも安倍氏が登壇する岡山市の演説会場に入ろうとしたが「手荷物検査などがあって近づけなかった」と供述していることが分かった。県警はこの時も自作の銃などを所持し安倍氏を襲撃する機会を探っていた可能性があるとみて調べを進めている。 捜査関係者によると、山上容疑者は「岡山市の会場に向かったものの、手荷物検査などがあって近づけなかった。(安倍氏を)つけ回していた」と供述したという。また、「(以前は)爆弾も作っていたけど、これでは殺すことはできないと思って銃に変えた」とも話しているという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く