音楽金融スタートアップの Duetti が、インディーズアーティスト向けの初の2023年音楽経済レポートを発表した。 この定量分析は、独自のデータセットから抽出された数百万のデータポイントと、公開されているリソースを組み合わせて、複雑なストリーミング状況を分析したものとなる。 それによると、インディーズアーティストが米国労働省が定めた連邦最低賃金の時給7.25ドル(約1,000円)を達成するためには、年間500万回の再生回数を達成する必要があるとのことだ。 年間500万回再生を達成してやっと最低賃金に到達するというのは、インディーズアーティストにとってあまりにも過酷な現実を突きつけられる結果となっているが、しかしアーティストの収益はストリーミングによるもののみならず、ライブ、物販等もあるため、それらも含めるとまた話は変わってくる。 しかし、レコードや CD、カセットテープといった物理的なメ