2017年8月17日のブックマーク (2件)

  • 片道1時間以上の顧客とは取引しない町工場

    「片道1時間以上の顧客とは取引しない」――。産業用自動機械の設計・製作を手掛けるスズキ機工(千葉県松戸市)の事業戦略だ。同社の鈴木豊社長が体験した「ある事件」をきっかけに始めたこの戦略。結果として同社の取引先は半減したが、売上高は4倍以上になった。「真面目に働いているのに、ちっとも利益が上がらない。誰かにその理由を教えてほしい」。そんな鈴木社長の悩みを一気に解決し、町工場の働き方改革にもつながった「距離」で取引先を絞る戦略とは。 「当社から片道1時間以上かかる場所にあるお客様からの仕事は、お引き受けしません」。産業用自動機械の設計・製作を手掛けるスズキ機工(千葉県松戸市)は、自社の事業戦略をこう掲げる。 車で1時間以上かかる企業からの仕事は丁重に断る。移動時間が1時間以内の顧客なら、密接な関係を構築することができ、ライバル企業の追随を許さない商品、サービスの提供が可能になる、というのが鈴木

    片道1時間以上の顧客とは取引しない町工場
    nogawa
    nogawa 2017/08/17
    「一時的に売り上げが減少したものの、 2、3カ月後には回復。利益率も大幅に改善した。「距離の近さ」は、顧客からの信頼性の向上にもつながった。」
  • 豊田章男社長と蓼科山聖光寺

    トヨタ自動車とマツダの資業務提携を発表する記者会見は2017年8月4日、安産祈願で有名な水天宮(東京・中央区)近くのホテルで開かれた。 「クルマを愛する者同士の結婚」。こんな比喩も飛び出した会見は数多くのメディアに取り上げられたが、記者の知る限りではどのメディアも取り上げていなかった唯一の場面がある。トヨタの豊田章男社長から「お寺発言」が飛び出した場面だ。 こう書くと、会見の内容と全く関係ないように聞こえるが、記者はここに「トヨタトヨタたるゆえん」を見た気がしたので、経済誌の記者として書くのはある意味タブーであると理解しつつも、ここで取り上げたい。 共に「トヨタの寺」を参拝した“同志” その「お寺発言」とは次のようなものだ。この日、最も会場が盛り上がった場面でもあった。 「私どもは40数年にわたって(長野県茅野市にある)蓼科山聖光寺(たてしなさんしょうこうじ)で安全祈願をしている。そこ

    豊田章男社長と蓼科山聖光寺
    nogawa
    nogawa 2017/08/17
    「5S」(整理、整頓、清掃、清潔、躾)には「表(目に見える部分)と裏(目に見えない部分)があるように思う。」「裏の意義は、作業者の心と頭がスッキリして、仕事へのモチベーションが高まることだ。」