糸井 このトークイベントがはじまる前に 撮影の時間があったんですけど、 「ふたりで本を持ってください」と言われたんです。 でもぼく、書いてないんですよ。 「いや、共著じゃないんで」って(笑)。 会場 (笑) 小泉 (笑) つきあっていただきまして、すみません。 糸井 いやいや、ありがとうございました。 小泉 糸井さんには、雑誌「SWITCH」で、 今回出版した本のもとにもなった 「原宿百景」という連載をしているときに、 雑誌の企画で対談させていただいて。 ほぼ日でも、「キョンキョンと原宿を歩く」という 特集をしてくださったんですよね。 糸井 はい。原宿ならしょっちゅう歩いているのに、 あの日は、なんかとてもキュンとする日でしたね。 小泉さんがいたからってこともあるんですけど、 なんだろうな‥‥「生きて」ますよね、原宿は。 小泉 原宿が生きているという感覚は、私の中にもあります。 新陳代謝が