会社の研修では、大抵学んだことが頭の中で右から左へ流れて消えていくのに、たまにずっと覚えていることがある。 そのうちのひとつが、「人が何かを理解する時、そのアプローチは大きく分けて2種類ある。大まかな概要を掴んでから細かいところを理解していくタイプと、細かい事柄を積み上げて、最後の結論を導き出すタイプである」ということ。 その時にやったグループワークは、チームの1人に目隠ししてもらい、積み木を組み合わせて作ったランダムな形を他のチームメンバーが口頭だけで説明し、目隠しした人に、説明を受けて自分が理解した図形を絵に描いてもらうというもの。 確かに、人によってまず全体のおおまかな形を伝え(三角形に近い、とか)、細かいとこの説明をする人と、細かい説明から始める人(図形の下部は4つの円筒が横に並んでいる、とか)と、2種類に、わかれた。 大抵の人はどちらかがより得意で、でも別に両者間に優劣はない。研
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