IoTを自社のビジネスにどう活用していけばいいのか――。中編では、野村総合研究所 主任研究員の武居輝好氏の講演から、テスラモーターズ、ブリヂストン、スターバックスのIoT活用事例に学んでいく。 野村総研の武居輝好氏は、企業によるIoTの活用事例には、3つの類型があるとしている。(1)製品・サービスの付加価値向上、(2)アフターサービスの充実、(3)オペレーションの改革の3つである。 前編「スーツケースのIoT化が生んだ付加価値とは?」では、Thermo Scientific社とAirbus社の事例を通して(1)製品・サービスの付加価値向上について見たが、今回は(2)アフターサービスの充実と(3)オペレーションの改革の先行事例を紹介する。 約3万台の大規模リコールをIoTで解決 自動車業界にとって、“リコール”は非常に頭の痛い問題だ。大規模なリコール対応には、販売店の人件費をはじめ、多額のコ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます クルマとITの2大産業の融合に、新たな市場としての期待が集まっている。 1月4日から米ラスベガスで開催された「International CES 2015」の基調講演では、IntelやSamsungに加えて、Mercedes Benz、Fordの自動車メーカーが講演した。CES 2015では、トヨタ自動車、GM、Hyundai、Volkswagen、マツダ、Audi、BMWなどの自動車メーカー各社も出展。家電やITのイベントでありながらも、自動車メーカー各社にとっても常時インターネットに接続し無数のセンサを搭載した「コネクテッドカー」や自動運転技術を披露する場にもなっており、巨大な走るコンピュータとしてのクルマへの注目度が高まっている。
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