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2016年8月18日のブックマーク (2件)

  • ARMのビジネスモデル:半導体の設計図だけでなぜ3.3兆円の企業価値があるのか

    ARMの強みは圧倒的な市場シェアにあります。2015年には、ARMの半導体設計を用いたチップ(集積回路)は148億個、さらに、ARMの技術を用いたスマートフォンが14億台も販売されました。モバイル端末での市場シェアは85%にのぼり、膨大なロイヤリティ収入をもたらします。自動車、及び今後の発展が予想される電気自動車やスマートホーム製品でも高い市場シェアを有します。 家電製品やスマートデバイスのように、これまで情報端末として利用されなかった機器に半導体が組み込まれる流れは、IoTと呼ばれ、世界的な潮流となっています。IoT時代において、ARMが得意とする省電力や高セキュリティの半導体設計は無くてはならないものです。「これから20年以内にARMは1兆個のチップを地球上にバラまくことになるだろう」と孫社長はARMの大きな成長機会を予見しています。 大手IT企業はすでに半導体が差別化要因になり得る事

    ARMのビジネスモデル:半導体の設計図だけでなぜ3.3兆円の企業価値があるのか
  • ソフトバンクが3.3兆円で買ったARMとはどんな会社か(上)

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 ソフトバンクが3.3兆円で買収を決めた英ARMは、半導体市場で影の主役として君臨する企業だ。スマートフォンに搭載される半導体の約9割にARMの技術が使われるなど、圧倒的な存在感を誇っている。この知られざる黒子企業に迫った「週刊ダイヤモンド」2014年5月24日号の特集を再掲載する。(「週刊ダイヤモンド」編集部 大矢博之) 米アップルの「iPhone」や「iPad」、韓国サムスン電子の「ギャラクシー」にソニーの「エクスペリア」、任天堂の「ニンテンドー3DS」──。 いずれも世界で数千万台以上販売されている各メーカーの目玉製品だが、実は共通点が存在する。半導体の心臓部に、とある企業の技術

    ソフトバンクが3.3兆円で買ったARMとはどんな会社か(上)