昨年1年間におけるスマートフォンの世界出荷台数は4億8770万台となり、パソコンとタブレット端末を合わせた出荷台数を初めて上回った――。こうした調査結果を英国の市場調査会社Canalysが現地時間2012年2月3日に明らかにした。 それによると、2011年におけるスマートフォン出荷台数は、2010年の2億9970万台から62.7%増えて4億8770万台となった。これに対し、パソコンとタブレット端末を合わせた出荷台数は、同14.8%増の4億1460万台にとどまり、スマートフォンを下回った。 同社の主席アナリスト兼副社長のChris Jones氏は、「スマートフォンは転換期を迎えた。当初、携帯電話のハイエンドモデルという位置づけでニッチな製品セグメントだったが、ここ数年で量販製品へと成長した」と述べている。 Canalysは、従来型パソコンと米Appleの「iPad」などのタブレット端末を一つ
スティーブ・ジョブズ亡き後のアップル(ティッカー:AAPL)がどのように経営の舵を取っていくか注目されるところですが、昨日のiPad新製品の発表を見る限り、同社の将来は明るくないと感じました。 僕がそう思った理由は新しいiPadの意匠に関しては既に成功を収めているiPadというコンセプトを段階的(incremental)に改良し、価格維持を図るとともに、既に獲得した顧客をよろこばせる、ないしは既存のファンからdisられることを恐れる臆病な戦略を採っているからです。 「イノベーションのジレンマ」の著者でハーバード・ビジネススクール教授のクレイトン・クリステンセンは破壊的イノベーションを大体、次のように定義します。 ピクセル数を増やしたら電池の消耗が早くなったのでデバイスそのものの厚みを増さざるを得なくなり、結果としてニューiPadは重くなってしまった、、、 この手のトレード・オフは「あれもこ
Appleの「iCloud」サービスに登録するユーザーが1億人を超えた。同社最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏が米国時間2月14日に明らかにした。 Cook氏は、Goldman Sachsがサンフランシスコで開催の年次イベントTechnology and Internet Conferenceで講演し、iCloudについて次の10年間に向けたAppleの戦略の一部と表現し、1億人以上が利用していることを明らかにした。 Cook氏は、「iCloudに関して時間を10~12年ほど戻せば、MacまたはPCを生活におけるハブにするというAppleの戦略をSteve(Jobs氏)が発表している(中略)PCとMacは収納場所であるという考え方だった」と述べた。「iCloudは、その考えを覆す。過去2~3年において人々が複数のデバイスに依存しているという認識に至っている」 Cook氏はさらに、i
第2四半期におけるAppleのモバイルパソコン出荷台数は前年同期比136%増の1360万台(市場シェア21.1%)で、うち約80%をタブレット端末「iPad」が占めた。iPadの出荷台数は1070万台で同107%増加した。HPのモバイルパソコン出荷台数は970万台(市場シェア15.0%)だった。 モバイルパソコン全体の出荷台数は6440万台で前年同期比28%増加した。タブレット端末は同400%増の1640万台、ノートパソコンは同2%減の4800万台だった。タブレット端末の隆盛に押され、台湾Acerの出荷台数は前年同期から12%減少し、上位5ベンダーの中で最も大きく落ち込んだ。また、Appleを除いたタブレット端末の出荷台数合計は560万台で成長率は25%となる。 [発表資料へ]
世界のインターネットトラフィックをタブレットに限定してみると、その89%以上を米AppleのiPadが占めている――。米調査会社のcomScoreは6月23日(現地時間)、非PC端末によるネットワーク利用に関する新調査「Device Essentials」の5月の結果を発表した。 日本を含む世界の13の地域でのPC以外の端末(タブレット、携帯電話、iPod touchなど)によるインターネットトラフィックでは、携帯電話では多くの地域でiPhoneと米GoogleのAndroidが競合しているが、タブレットではiPadが圧倒的に優位であることが明らかになった。 この表からはトラフィック全体に占める非PC端末の割合は不明だが、日本ではiPhoneのトラフィックが約半分(49.5%)で、Android端末(30.6%)、iPad(11.3%)と続く。日本ではタブレットからのトラフィックの100%
デジタル PR サービス会社のビルコムは2011年1月21日、「タブレット端末利用実態」に関する調査結果を発表した。 同社は1月7日〜1月8日、タブレット端末所有者515名を対象に調査を実施している。 調査の結果、「主に使用しているタブレット端末の OS」では、「iOS」が75.5%、「Android」が18.6%。今のところ、「iOS」が圧倒的であるようだ。 また、「アプリを制作展開する企業、アプリ内広告を展開する企業」に「好感を抱く」と答えたユーザーは合計で78.1%、「アプリを制作展開する企業、アプリ内広告を展開する企業」に今後も「注目したい」と答えたのは、合計で84.1%に上った。 【関連記事】 NTT Com、日米間国際 IP バックボーン回線容量を400Gbps に増速 Dell、CES でタブレット『Streak 7』とスマートフォン『Venue』を発表 米アマ
「スマートフォンは前年同期比3倍以上の成長を遂げた」。IDC Japanは2010年12月27日、2010年第3四半期のモバイルデバイス市場の出荷実績の調査結果などを発表。スマートフォンの出荷実績が155万台となり、前述したような急成長を遂げていることを明らかにした。 ▼国内モバイルデバイス(主要デバイス5市場) 市場規模予測: 2010年〜2014年 IDC Japanによると、スマートフォン市場は最大販売台数のiPhoneの続伸に続き、通信事業者の積極的な販売戦略が奏功したという。その中でも特にAndroid端末が一般のユーザーから高い評価を得たことで、プラス成長に貢献したとしている。こうした勢いを受けて、スマートフォンの2010年の年間出荷は約500万台にまで成長すると予測する。 一方、タブレット型端末では、iPadの第3四半期の出荷数が18万台だったという。5月末に発売されたiP
前の記事 「ISSの目」と、野口飛行士の地球写真Twitter 「Windowsパソコンはトラック」:ジョブズ氏インタビュー 次の記事 iPadでOfficeが使える『Documents To Go』 2010年6月 3日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Charlie Sorrel 米DataViz社のオフィススイート・ソフトウェア『Documents To Go Premium』が、『iPad』をサポートするようになった。価格12ドルのアプリを使用すると、ほとんどのモバイル機器で大半のオフィス文書を同期させて編集できるようになる。 iPadを仕事に使用する場合の最大の問題はファイル同期だった。使用中の文書を持ち出すには、『Dropbox』などのソフトウェアを使うのが最もいい方法だが、それらのファイルを編集した場合、再度アップロードするか『iTunes』で再同期
なんか不振なのはネットブックだけじゃないみたいですよ~ 米国内最大手の家電量販店チェーンとなるBest BuyでiPadの登場以後のPCの売行きが悲惨なんですって話が賛否両論入り混じって大激論になっちゃってましたけど、どうやらその観察は実際の販売台数データでも強力に裏付けられてしまったような形ですね! とっても悲しい現実なのかもしれないですが、もうパソコンは売れない時代になってしまったのでしょうか? このほど全米に大きな衝撃が走ったモルガン・スタンレーからの最新トレンド調査レポートを読み解きつつ、一体これからノートPCはどうなっていってしまうのか、その翳りゆく行方に思いを馳せてみることにいたしましょう... そもそもの今回の衝撃データのきっかけは、ついに米国内の小売店でのノートPCの販売台数が今年8月に前年比で初のマイナスに転じてしまったことにありましたよ。昨年末には「Windows 7」
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