3月21日、Arte で、劇場公開前に新作映画の『La journee de la jupe(スカートの日)』が放映された。 なかなか衝撃的だ。 話は、移民3世の子供たちが大半を占める郊外のリセのフランス語クラスで展開する。 フランス語教師のソニアは毎日、生徒たちの無法ぶりの中で疲れ果てていて、屈辱感をかかえている。ある日、黒人生徒がピストルを持っているのを偶然発見して取り上げる。 それが偶然別の生徒を怪我させ、いつの間にか、ソニアは教師生活ではじめてピストルによって、生徒たちを支配することになる。 結局生徒たちを人質にとってリセに立てこもる形となり大騒ぎになり、彼女はジャーナリストと話すこと、全国のリセ(フランスでは基本的に公立、というか国立である)に「スカートの日」を制定し、女子生徒がスカートで登校できるようにと条件を出す。 移民の多い郊外のリセでは、女子生徒はスカートをはけない。スカ