湯などを注ぐと忍者文字などの黒のデザイン(右側)が変化し、伊賀ゆかりの忍者5人の絵柄(左側)が表れる=伊賀市上野丸之内 60度以上の湯などを注ぐと伊賀ゆかりの忍者5人の絵柄が現れる「伊賀流忍術マグカップ『絵変りの術』」を上野印刷(三重県伊賀市四十九町)が開発した。1個1500円で販売している。 忍者が連絡手段として暗号のように使ったとされる「忍者文字」を活用した同社の商品の一つ。普段は黒の下地に、「服部半蔵」や「霧隠才蔵」など伊賀ゆかりの忍者の名前が忍者文字で記されているが、感熱インクを使っているため湯などを注ぐと絵柄が変化。歌舞伎絵のように描かれた忍者たちが現れる。 絵柄は同社の社員がデザインし、製造は岐阜県土岐市の陶器業者に依頼した。忍者文字の50音などを学べるA5判の学習帳も開発し、1冊350円で販売している。池澤基善社長は「相手をびっくりさせることが出来る忍者グッズ。多くの家