期待のメタンハイドレート 産総研が産出実験本格化 北海道近海にも豊富に存在 (06/28 12:42、06/28 13:53 更新) 自然界に近いMH層を再現できるメタンハイドレート研究センターの実験装置(同センター提供) 独立行政法人・産業技術総合研究所(産総研)は7月から、札幌市豊平区にある同研究所内のメタンハイドレート研究センターで、次世代のエネルギー資源として期待されているメタンハイドレート(MH)の産出実験を本格化させる。大型実験装置でMHが含まれる砂の層の状態を再現して効率的に取り出す方法を探り、2012年度に日本近海で行う産出試験に生かす。 MHは日高沖や十勝沖などにも多く存在するとみられており、日本近海全体では国内使用量の100年分以上あるとの説もある。<北海道新聞6月28日朝刊掲載> < 前の記事 | 次の記事 >