鬼気迫る「芝浜」この日の「芝浜」は、後日(同年12/21)立川談志自身が、 『先日の「芝浜」は不思議なくらい旨く出来た。』 『あれは神様がやらせてくれた最後の噺だったのかも知れない』 と、語ったほどの「真迫の芝浜」だった。 東京生まれの人間だったら12月は「第九」じゃない、「芝浜」だね。 2007年12月18日、念願の談志の「芝浜」を聞く事ができた。 12月の談志の高座に誘ってくれる人がいたので、東京よみうりホールへ行って来た。(一階の前から2列目、中央付近の上席だったよ。) ====================================================================== とうとう壊れたんじゃねえか? この日の「芝浜」は、家元らしい「語り」迄削ぎ落としたような、面白い出来だったね。 毎度のように、話し出しが億劫な風情で、とりとめもない枕から入り、
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