『1984年』のツール? スタート直後につまづいたグーグルバズだが(写真はグーグルの共同創業者セルゲイ・ブリン) Robert Galbraith-Reuters グーグルが無償で提供する電子メールサービス「Gメール」に、新たにソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が加えられた。「バズ」と呼ばれるサービスだが、スタート直後につまずいた。プライバシーの侵害だという声があちこちで上がったからだ。 最初のバージョンでは、あなたが頻繁にメールを交換している相手のリストを誰でものぞき見できるようになっていた。これだと、不倫の相手を妻に突き止められる恐れもある。 抗議を受けてグーグルは直ちにソフトを修正し、公式に謝罪した。しかし、ユーザーに嫌われるとは思ってもいなかったそうだ。要するにグーグルの経営陣も技術者も、見事にユーザーの気持ちを読み違えていたことになる。 同じことがフェースブックにも