デスクトップPCのシェアをノートPCが上回っているという話は以前の記事「企業向けPCの進化はシンクライアントに向かうか」で紹介しましたが、そのノートPCについて、海外の企業では10人に1人は自前のノートPCを仕事に使っているらしい、という調査結果が米調査会社のガートナーから発表されています。 Gartner Survey Shows 10 Percent of Respondents Say Workers Using Employee-Owned Notebooks as Their Primary Work PC in 2009 アメリカ、イギリス、ドイツの企業を対象にした調査によると、仕事に自前のノートPCを使う割合は増えてきており、2009年には10%、2010年半ばには14%にまで上昇するとのことです。 企業はこうした状況に対して数年前から企業内で自前PCを使うにあたってのポリシ
コンピュータウイルスに感染した自らのPCが原因で、他の人にウイルスによる被害を与えた場合、どのような法的責任が発生するのでしょうか? わざと送りつけた場合は、犯罪行為となり刑事責任に問われることが予想されますが、故意にではない場合も、損害賠償などの民事責任を問われる可能性があります。 今回は、ウイルス感染により他人に被害を与えた場合の法的責任について、過去の裁判例なども参照にしながら、刑事責任と民事責任に分けて詳しく見ていくことにします。(編集部) 【Q】コンピュータウイルスで他人に損害を与えた場合の法的責任は? コンピュータウイルスを他人に送り、損害を与えてしまった場合、何か法的な責任は発生するのでしょうか? わざと送りつければ何らかの責任を負うとは思うのですが、例えば、自分のPCがウイルスに感染した結果、勝手にそのウイルスが、ウイルス感染した電子メールを他人に送ってしまったような場合に
Seagate製のハードディスクの一部について致命的な不具合が発生していることが明らかになり、該当するモデルのハードディスクを所有している人はいてもたってもいられない状態に陥っているわけですが、いまだにSeagateからは公式にユーザーに向けて、これといった具体的な説明や発表がない状態。一部のハードディスクについてはファームウェアの提供も開始されましたが、一時はそれによってさらに不具合が発生するという完全な人柱モードに突入、全世界で混乱を巻き起こしています。当然ながらファームウェアのアップデートは自己責任という扱いであり、リコールする予定も現時点では一切なし、このまま逃げ切る作戦なのでしょうか?何より解せないのが、いまだにSeagate日本法人の公式サイト上では何の発表もされていないという点。ユーザーをなめているのか、本家Seagateから口止めされているのか、不可解な沈黙を貫いています。
かつて「いつかは一人一台の時代がくる」と言われていたPCだが、いつのまにやら価格もリーズナブルになり、当たり前のように2〜3台のPCが机の上に積み上がるようになってきた。個人的にも、デスクトップとノートを両方所有している人は多いだろう。ちなみに筆者の机の周辺には、現在3台のデスクトップと1台のサーバ、そして2台のノートが置かれており、それぞれにオフィスと地球を暖める仕事をこなしてくれている。 さて、ひとりで複数のPCを使うようになると、困るのが入出力インタフェースの混乱である。ディスプレイに関しては、安価な切り替え機があるのでさほど不便なことはないが、キーボードやマウスまで切り替え可能な所謂「PC切替機」は、安くても2万円程度はするし、接続台数も2〜4台しか対応できないものがほとんどだ。できれば、もっと安価かつ柔軟に、複数のPCを1セットのキーボード、マウスから集中コントロールしたい。そこ
デルは9月5日、個人向けノートPC「Inspiron」シリーズにおいて、重量約1kg、筐体サイズ高さ27.2〜31.7mm×幅232mm×奥行き172mmの小型・軽量ボディに、8.9インチの液晶モニタを搭載したスタイリッシュなミニノートPC「Inspiron Mini 9」を発表した。同社のオンライン・ストアにて、同日より販売を開始している。価格は4万9800円より。 Inspiron Mini 9は、「いつでも、どこでも、PCを持ち運んで手軽にインターネットを楽しみたい」というニーズに応えた、デル初のミニノートPC。 スタイリッシュでコンパクトな筐体に、最新のインテル Atom プロセッサや1024×600ドットの8.9インチ液晶ディスプレイ、SSD、ワイヤレス通信機能、約3時間40分の長時間バッテリ駆動など、ノートPCとしての基本性能を備えている。 ユーザーニーズに合わせたカスタマイズ
今年に入り、突如としてフォーカスされたPCのジャンルがある。ASUSのEee PCをはじめとする低価格小型ノートPCだ。UMPC(Ultra Mobile PC)、ネットブックなどとも呼ばれ、5万円程度で売り出され、気軽に買える価格と持ち運べる小型軽量を実現したことが人気の秘密。さらにインテルの新しい小型機器向けのAtomプロセッサが登場したことで、ブームの第2幕がスタートした。 最近では、イー・モバイルの契約とセットで購入すると、100円でEeePCが購入できたり8月中に発売予定のAspire Oneまでもが9980円で購入できたりする。ますます注目が高まっている小型低価格PC市場の中から今回は、10万円以下、1kgを少し超える程度までの製品をまとめた。
米マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が6月で経営の一線を退いた。30年続いた「パソコンとソフトウエア」時代は終わりを告げる。次をリードするのはグーグルなのか。マイクロソフトの連覇はなるか。「ゲイツ後」の世界を展望する。 第1回:「ゲイツ後」の世界 第2回:OSが変わる 第3回:ソフトが変わる 第4回:コンピュータが変わる
ビル・ゲイツへの惜別(?)の辞を多くのメディアが書いているが、一番どぎついタイトルは、Time誌の"PC Genius, Internet Fool"という記事だろう。その中に、こういう記述がある:At the age of 25, [Gates] licensed a primitive operating system, PC-DOS, to IBM for $80,000 rather than sell it outright, a move that's usually ranked as one of the Greatest Business Moves of All Time.たしかにMSがDOSをIBMに売らずにライセンスしたのは、非常に重要な(賢明な)ビジネス判断だったが、なぜIBMがライセンシーになったのかは謎だ。というのは、MSと交渉する前に、IBMはDigital
文:Ina Fried(CNET News.com) 翻訳校正:ラテックス・インターナショナル、編集部 2008-07-03 07:00 Microsoftが広く普及した「Windows XP」の一般販売を米国時間6月30日に停止するという単なる事実が、ここ数カ月間、あちらこちらで話題になっていた。 そこでわたしは、同じ話題を蒸し返すよりはむしろ、Windowsの展望を見てみようと考えた。 当面の問題は、Windows XP退場後の「Windows Vista」の位置づけである。 プラス面について言えば、Microsoftによると、Vistaは1億4000万本を売り上げている。しかし、わたしが以前述べた通り、この数字は、純粋な需要を示しているというよりも、この18カ月の間に新しいPCを欲しいと思った人の人数によるところが大きい。 一方、使用するOSの選択に着手している企業は、圧倒的にXPに
オフラインでできることが極端に少なくなっているような気がしてならない。モバイルブロードバンドが広く普及しているとはいえ、スイッチオンで即接続というわけにはいかない以上、これでは困ることも多い。 ●ブロードバンドの弊害 取材でパリに滞在している。 覚悟はしていたが、やはり、インターネットが遅い。ホテルの部屋にはハイスピードインターネットが来ていることになっているが、アメリカ国内でアナログモデムの56Kbps接続をしているくらいに日本国内サイトへのアクセスが遅い。クリックして数十秒たってもページ全体は表示されない。これではリンクのクリックなどしていられない。読みたいページは片っ端からバックグラウンドのタブで開いておき、たっぷり時間をかけて、あとで順に開いていく。 今年は、年初から、ラスベガス、サンフランシスコ、上海、北京と、出張が続いたが、今回のパリがいちばん遅く感じる。もちろん、.frドメイ
低価格ミニノートPC各種を比較:お買い得はどのモデル? 2008年6月 9日 IT コメント: トラックバック (0) Jose Fermoso 台湾で6月3日から7日(現地時間)まで開催された『Computex Taipei 2008』で、米Intel社が低消費電力プロセッサー『Atom』の出荷を発表したことは、低価格のミニノートPCの時代がついにやって来たことを示すものだ。 半年前で誰も関心を持っていなかった製品カテゴリーにしては、悪くない状況だ。 台湾のASUSTeK Computer社の低価格ミニノート『Eee PC』は、2007年10月の発売以来、予想外の成功を収め(日本語版記事)、同社によれば100万台以上が売れたという。 この成功に刺激され、米Hewlett-Packard社、米Dell社、台湾のAcer社のような大手PCメーカーまでもが独自のミニノートPCを発表している。ま
MicrosoftのWindowsは自らの重みで崩壊の危機にあり、劇的に変わらなければ時代遅れになりかねない。しかし、Windowsは変わっても変わらなくてもうまくいかない──。米調査会社Gartnerのアナリスト、マイケル・シルバー、ニール・マクドナルドの両氏はこう指摘した。 両氏は2008年4月に開かれたGartner Symposium/ITxpoで、ほとんど弁護士的ともいえる論法でこの説を披露した。 熱心な聴衆を前に行った講演で両氏は、Windowsは現代の業務内容に対応するためゼロから設計をやり直す必要があると指摘した。モバイル化、グローバル化する職場ではもはや、ハードウェアに縛られ、1つですべてをこなすOSでは仕事にならなくなっている。これは、例えばラスベガスへ3日間旅行するのに、万が一に備えて冬服まで持っていくようなもので、クレイジーだとシルバー氏は言う。 かつての抜け目なさ
会期:6月3日~7日(現地時間) 会場:Taipei World Trade Center Nangang Exhibition Hall Taipei World Trade Center Exhibition Hall 1/3 Taipei International Convention Center 台湾ASUSTeKが3日(現地時間)に発表した「Eee PC」新モデルの速報レポートに続いて、追加情報をお伝えする。 スペックシートではCPUおよびチップセットについて「Intel Atom」としか記載されていないが、デバイスマネージャなどの表示によると、Eee PC 901は1.6GHz駆動でDiamondvilleコアのAtom N270と、Intel 945GME Express系チップセットを採用している。Eee PC 1000シリーズについては確認が取れていないが、同じものを
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