新潟県南魚沼市の診療所の倉庫で見つかり、捕獲された親子と見られる3頭のクマが、保護団体を通して引き渡された三条市の物流会社で冬を越すことになりました。 3頭のクマは、その日のうちに保護団体「日本熊森協会」に引き渡されました。そして、保護団体の会員になっている三条市の物流会社「マルソー」がクマを引き取り、断熱性のあるコンテナに設置したオリで冬を越させることになりました。 オリは、幅1.3メートル、奥行き2.1メートル、高さ1.6メートルほどで、19日も3頭が動いていました。 クマには、保護団体からドングリなどが送られていて社員が餌を与えていますが、餌を食べる量が少なくなっていることから、今後冬眠するものとみられているということです。来年の春には保護団体がクマを山に返すということです。