書籍転載 文法からはじめるプログラミング言語Microsoft Visual C++入門 並列処理を行うための基礎知識(Visual C++) ――第13章 並列処理~マルチスレッドプログラミング(前編)―― WINGSプロジェクト 矢吹 太朗(監修 山田 祥寛) 2010/04/13 本コーナーは、日経BPソフトプレス発行の書籍『文法からはじめるプログラミング言語Microsoft Visual C++入門』の中から、特にInsider.NET読者に有用だと考えられる章や個所をInsider.NET編集部が選び、同社の許可を得て転載したものです。基本的に元の文章をそのまま転載していますが、レイアウト上の理由などで文章の記述を変更している部分(例:「上の図」など)や、図の位置などを本サイトのデザインに合わせている部分が若干ありますので、ご了承ください。『文法からはじめるプログラミング言語M
C++ のテンプレートでダックタイピング Ruby や Python などの動的な言語では、ダックタイピング (duck typing) というテクニックが多用されています。 ダックタイピングは、同じインタフェースさえ備えていれば型は何でも構わない、という考え方に基づく多態 (polymorphism) の手法です。アヒルのように見えて、アヒルのように鳴くなら、アヒルに違いない、というわけです。 そして、現在最も注目を浴びている言語である C++ でもテンプレートを用いるとダックタイピングを行えます。 ダックタイピングを使うと、継承関係を無視して多態的にオブジェクトのメソッドを呼び出せます。たとえば、次の Ruby のコードでは、func に Duck と Foo のどちらのオブジェクトを渡しても正常に動作します。これは Duck, Foo ともに、共通のインタフェースを持つ quack
Visual C++ 2005とC++/CLIという解決 新しいプログラム言語であるC++/CLIは、C++マネージ拡張の進化形と位置付けることができる。しかし、単なる進化形ではない。現在、ヨーロッパの工業標準化団体であるECMAによって標準言語として制定作業中である。もちろん、標準を名乗る以上、C++/CLIが対象とする実行環境はWindowsでも.NET Frameworkでもなく、国際規格である「ISO/IEC 23271:2005, Common Language Infrastructure(CLI)」である。 C++/CLIが、Visual Basic .NETと同じように「C++/.NET」というネーミングではない理由はここにある。対象としている実行環境がCLIなので、C++/CLIという名前になるのである。つまり、CLIの実装あるところどこでもC++/CLIは利用可能となる
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