■ ノートパソコンで“ロケーションフリー” 外出先からテレビや家電製品の映像をリアルタイムで視聴できる「NetAV」機能を初めて搭載した液晶テレビ「LF-X1」から1年半。ソニーは、同機能を専用の液晶パネルではなく、パソコンで観られるようにしたベースステーション「LF-PK1」を10月1日に発売した。 2001年に発表された初代エアボードは無線LANにより家庭内でのロケーションフリーを実現した。そして、「LF-X1」ではその境界線を世界中のネットがつながる場所へと拡大。今度の「LF-PK1」ではハードウェアの垣根を取っ払い、ネットにつながったWindowsパソコンで見られるようになったのが最大の特徴だ。 まず主な仕様からおさらいしよう。地上アナログチューナを内蔵するベースステーションは、本体にMPEG-4エンコーダを内蔵。エンコードした画像をTCP/IP経由でPCへ配信する。 本体