はじめに Xcode7より、AddressSanitizer(aka ASan)という、強力なメモリエラー検知ツールが追加されたことは、ご存知の方も多いかもしれません[0] お仕事で、ASanで、独自Framework内のメモリエラーを調査する機会があったので、その際に、学んだ、使い方やTipsについて書き留めます。 もし何か不備等ありましたら、気軽にコメントください :) Address Sanitizerとは? AddressSanitizer(aka ASan)は、メモリエラー検出ツールです。 ASanは、不正なメモリ操作を検出するコードをコンパイル時に挿入します。 ここがポイントですね。 ASanのコードは、メモリエラーを検知するとアプリをクラッシュさせるとともに、詳細なログをコンソールに出力します。 このあたりは、WWDC15のSession413[0]が詳しいです。 そのため、