Android 11はストリーミング時代を見据え「低遅延」に取り組む 米国時間6月10日にグーグルは、Android OSの最新版「Android 11」のベータ版をリリースした。Android 11では、オーディオ関連の大きな機能追加はないようだが、コントロール機能に動画や音楽の再生/出力先を変更する「メディアコントロール」が加わった。 もう少し内部に目を向けると、メディアコーデック(圧縮・伸長)を管理する「Media.Codec API」に機能追加があった。メモリー管理の効率を上げられる「バッファの割り当て」機能が追加されるとともに、「低レイテンシーコーデックのデコード」をサポートした。これは使用するコーデックに対して、低レイテンシー再生かどうかを問い合わせて、対応していれば、それに合ったデコードをするというものだ。 ただしこれについては電力消費が高くなる場合があるので、必要な場合だけ