タイ・バンコクの警察署で身柄を拘束される、トルコ国籍のアデム・カラダグ容疑者。タイ国家警察公開(2015年8月29日公開)。(c)AFP/ROYAL THAI POLICE 【8月29日 AFP】(一部更新、写真追加)タイの首都バンコク(Bangkok)で今月17日に発生し20人が死亡した爆発事件で、タイ警察は29日、事件に関与した疑いで外国人の男1人を逮捕したと発表した。軍事政権下にあるタイを揺さぶり、安全な旅行先としての同国の定評に悪影響を与えたこの事件では初の逮捕者。 事件はバンコク中心部のエラワン廟(びょう)(Erawan Shrine)で発生し、20人が死亡、100人以上が負傷した。単一の事件としてはタイ史上最多の犠牲者を出した。 容疑者の男は、バンコク東部郊外ノンチョク(Nong Chok)地区のアパートで行われた家宅捜索後に逮捕された。チャクティップ・チャイジンダー(Chak