映画雑誌「キネマ旬報」を発行するキネマ旬報社が、2016年公開の映画を対象にした「第90回キネマ旬報ベストテン」が10日、発表された。日本映画の1位にアニメ作品「この世界の片隅に」(片渕須直監督)が選ばれ、昨年話題をさらった「君の名は。」は圏外だった。 「君の-」は国内の興収が5日現在で、邦画で歴代2位となる約225億円を記録しているほか、中国・韓国でも話題を集めたものの、ランキング入りを逃した。 「この世界の片隅に」はこうの史代さんの漫画が原作。戦争中の広島県呉市を舞台に、18歳で嫁ぎ、持ち前の明るさで新しい家族とともに生きていく内容。主人公の声は女優・のんさん(23)が担当した。アニメ映画が1位になったのは「となりのトトロ」(1988年)以来という。 2位には庵野秀明監督がメガホンを取った「シン・ゴジラ」が入り、3位には「淵に立つ」が続いた。 一方、外国映画で1位に輝いたのは、USエア
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