この春、大学に進学した人の中には、新生活とともに、アルバイトデビューを始めようとしている人がいるかもしれない。バイトを始める理由はそれぞれだが、長引く不況のために親からの仕送りが少なく、生活するために長時間のバイトを余儀なくされる学生も増えているようだ。 そんななか、「ブラック企業」のアルバイト版、つまり劣悪な労働条件でバイトを働かせる「ブラックアルバイト」の存在が問題視されているという。そうした現場では、約束とは違う過密なシフトを入れられたり、サービス残業を強いられたり、はては売れ残り商品を買い取らされるケースまであるようだ。 初めてのアルバイトで、そんな目に遭ったらたまらない。これは「ブラックアルバイト」だと早めに気づくためには、どんな点に気をつければいいのだろうか。また、万一バイト先がこうした「ブラックな職場」だったら、どう対応すれば良いのだろうか。労働問題にくわしい井上幸夫弁護士に
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