僕は対人ストレスを感じやすいタイプの人間だ。 いわゆるHSP(5人に1人の敏感な心の持ち主)であると自認している。 それゆえ、監視される職場が増えると命に関わってくる。 幸い、父親が営む経営コンサル会社にて身を隠すように働けている現状だ。 だが、ひょんなことから倒産し、転職活動をせねばならない未来も考えられる。 最悪のケースを踏まえると、監視がこのまま常態化するのは死活問題になる。 路頭に迷う夢を見て、毎日、目を覚ます。 現実は今日も、悪夢より最悪だ。 会社の『上司による監視』で壊れる心 日本企業で働くといつも、ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』が思い出され、「あー今僕は、会社というアウシュヴィッツ強制収容所にいるのだ」と暗く沈んだ気持ちになる。 理由は簡単で、上司による監視の目が恐ろしいからだ。 僕たち社員のすぐ後ろに、ドイツ軍戦車じみたデスクが置かれ、そこに乗り込むは冷たいまなざし