2009年6月10日のブックマーク (3件)

  • 映画芸術フェア@ジュンク堂新宿店 - 映画評論家緊張日記

    ジュンク堂池袋店ではじまった映画芸術+nobodyのフェアだが、場所が変わって今度はジュンク堂新宿店。色紙も運ばれてきた。 おや? なんか一枚色紙に書かれている文字が変わっているような? こういうのなんていうんだっけ? キジも鳴かずば撃たれまい、だっけ? まあトラックバックも送ってこないようなものは無視しようと思っていたのだが、コメント欄でも書かれているので、一応返答しておく。第二次惑星開発委員会NEWSでは 「オレの中にある悪意はルサンチマンという言葉で表現されるものとはちょっと違うと思うな。」 …そうかなぁ? ------------------------------------- 6/2(水) わかったよ、オレは。要するに正義は向こう(行定&柴咲)にあるんだ。あいつらが世間というものであり、あいつらが正しいのが世の中というものなんだ。そして『世界の中心で、愛を叫ぶ』連中を見た瞬間に

    映画芸術フェア@ジュンク堂新宿店 - 映画評論家緊張日記
  • 『ゼロ年代の想像力』に掲げる「決断主義」は果たして「ニヒリズム」なのか

    カラスさんに過疎ブログの方で教えていただく。『大航海』を買ったのはたぶんこれで二回目で、前回は10年くらい前、しかもこれがよくみたら「終刊号」か。 栗原さんの論説は、宇野常寛氏の『ゼロ年代の想像力』への厳しい批判である。詳細はぜひ読まれた方がいい。 (略)宇野のいう決断主義は要するに能動的ニヒリズムだったわけだが、それに対する処方箋は、実存を賭けた「小さい物語」同士のバトルロワイヤルの彼岸とかそんなものではなく、政治経済レベルでこのたびの不況ならびに金融危機が回避されるか否かという水準で議論されるべきことだ。八〇年代並みの成長率が取り戻されればそれで解消してしまう程度の「ニヒリズム」にすぎないのだから(それが果たして「ニヒリズム」と呼べるべきかとうのはさておき)。 栗原さんも指摘されているように、宇野氏が昔から繰り返して使い古されている認識をそのままベタに利用しているのにもかかわらず、そう

    『ゼロ年代の想像力』に掲げる「決断主義」は果たして「ニヒリズム」なのか
  • ルサンチマン中年:映画評論家緊張日記

    ジュンク堂池袋店でnobodyと映芸の共同ブックフェアをやっているのだが、宇野常寛に色紙でディスられてるって風の噂に聞いたもんで覗いてきた。 宇野氏の色紙には 「秘■のルサンチマン中年を皆■せ!」 と書いてある(■は元の色紙で潰してあったので、人が伏せ字にしたものと思われる)。「ルサンチマン中年」ってなんのことだ? なんにせよ、宇野氏はこれが〈映画芸術〉との共同企画だということを忘れてるんじゃないか? 誰がどう見たって映画界でいちばん「ルサンチマン中年」な人がすぐ上にいるんだが。 もっと笑ったのは中原昌也の色紙が一緒に並んでいることである。 で、何を言っているのかちっともわからなかったんだが、近所の屋でPLANETSの六号を立ち読みしてやっと色紙の意味がわかった。中に「PLANETS Selection Special 惑星開発会議」という座談会があり、森直人、前田智也、福田彩乃、宇野

    ルサンチマン中年:映画評論家緊張日記