偶然、いつも録画している時間帯のNHK-Eテレに「舞楽」というのが録画されてあって、一体何だろうと思って観てみた。舞楽は、雅楽を奏して舞うもので、古代から日本列島に伝わり、中国の当時の伝統を継いでいるものだと思う。演題は「還城楽(げんじょうらく)」。 「還城楽」は、唐の玄宗が反乱を鎮圧して都に帰ったときに作ったと伝えられ、また西域の人が好物の蛇を見つけて飛び上がって喜ぶところを舞うともいわれるらしい。宮内庁楽部というから、日本でも最高峰の人たちによるものだろう。 仮面ライダーの怪人みたいな面をつけた真っ赤な人物が出てきて舞うのだが、これがなんとも中国武術を連想させる動きをする。歩の使い方、馬歩のようなしゃがみ方(背筋はまっすぐに深く腰をおろす)、同側の動き、太極拳のような足先のあげ方など、興味深いものだった。 じつは、舞楽は何度か観ている。しかし、過去に観たときは、どちらかといえば退屈で、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く