タグ

2010年4月17日のブックマーク (2件)

  • 世界を読む:英議会制民主主義(その2止) 「政治主導」主役は官僚 - 毎日jp(毎日新聞)

    <1面からつづく> ◇民主主義モデル、英国議会 政権交代も振り付け 英総選挙で主要政党は今週初めから順次、マニフェスト(政権公約)を発表した。保守党のマイケル・ハワード前党首はこのマニフェストについて「一般の人はまず読まない」としながらも、メディアと他党の厳しい評価にさらされ、選挙戦の基調を決めるので重要だと指摘する。 しかし、このマニフェストにも変化が見られる。ロンドン大学クイーンメリーのジュディス・バラ上級講師は「過去20年間で各政党はマニフェスト作りに慎重になった。具体的な公約が少なくなっている」と話す。各党とも「公約違反」の批判に敏感になっていることが背景にある。 こうした中、マニフェストに最も注目するのがホワイトホール(官庁街)だ。各省は自由民主党を含む主要3政党が政権に就く場合に備え、3種類の「ブリーフィングペーパー(概要説明書)」を用意しなければならない。個々の政策の実現可能

  • 世界を読む:英議会制民主主義(その1) まねてはいけない 元官僚トップが警告 - 毎日jp(毎日新聞)

    の民主党政権がモデルとし、昨年、菅直人・民主党代表代行(現副総理)、小沢一郎・幹事長が相次いで訪問した英国。総選挙戦たけなわの同国の政官界を取材すると「まねをしない方がいい」との警告が返ってきた。英政治の実情を探った。 「英国という車には“道に迷ってます”とステッカーが張られているようなものだ。その後を追うことは非常に危険です」。ブレア前英政権で内閣官房長(官僚トップ)を務めたターンブル卿(きょう)は日にそう警告する。ターンブル卿はサッチャー元首相の首席秘書官も務め、政治の「舞台裏」を間近で見てきた。「今の政治システムには非常に不満足だ」と失望感を隠さない。 5月6日投票の英総選挙では「政治への信頼」回復が最大の焦点だ。97年に就任したブレア前首相は、議会の圧倒的多数を背景に「大統領的」統治手法をとった。このため、英国発祥の議会制民主主義の屋台骨である内閣や議会の影響力は著しく低下。