これが、ウェブ進化論を読んで私が一番強く感じたことである。 ベストセラーとなった著書の影響は大きく、Web2.0だのGoogleだのロングテールだの語るネタには尽きない。しかし、この本を読んで一番私の考えに影響をしたことは、ブログは単なるアウトプットの場ではなかったということだ。 私が初めて作ったブログは、開設してから閉鎖のエントリを書き上げるまでまでの約半年間ずっとコメントをオフにしていた。理由はいくつかある。否定されるのが怖かっただとか、掲示板が別にあったからコメントを許可する意義を(当時の私は)感じなかっただとか、コメントを読者にストレートに見せる影響力に抵抗を感じていたとか。中でも一番に感じていたことは、ブログに書くものを「作品」と思っていたことだ。だから、書き上げるだけで充分に満足、カウンタがまわればそれで満足だった。そこにはコミュニケーションはなく、一方通行の提供しかなかった。
2006年04月11日23:41 カテゴリ こども あの頃はまだ子供だったのだ。 自分で言うのも何だけど、 私は高校時代、まわりより達観してた自信がある。 まわりがコドモだらけに見えた。 今から考えても、その頃の私の根本的な思想が まるで子供の浅知恵でしかないような物だとは思わないし 今の自分にも充分通用するレベルの物だった。 でも。 欠けている物があったことに気付けずにいた、それが今はわかる。 茨の中にいたとしか思えなかった高校時代を終えて、 大学になって環境が変わって、 あんまり苦境に立つこともなくなって 精神的な成長をとげる機会がなくなった。 かのように思った。 そう、あろうことか 私は幸せになることに後ろめたさを感じるようになっていた。 幸せは、ぬるま湯、ぬるま湯は堕落。 そんな方程式が心のどこかに確実に出来上がっていた。 そして そう感じるのは、今より上を目指すための向上心がある
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