私たちがよく耳にする「高級牛」という代名詞としては、 「松阪牛」「神戸牛」「米沢牛」「前沢牛」などの高級料亭やレストランで 出されるものをイメージするかと思います。 また近年では、九州の佐賀牛、宮崎牛などもメジャーなブランドとしてランクイン しつつありますが、 なんとなくですけど 近江牛(おうみうし)と聞くと、 少しチープな食牛といったイメージや二流ブランドのような印象を持ってしまう のではないでしょうか? なので、近江牛(おうみうし)は高級牛というよりは「リーズナブルな食肉牛」という格付けで 世の中に認知されてしてしまっている感がどうしても否めません。 近江牛(おうみうし)は実は、日本で約400年の歴史をもつ、江戸時代より古くから食されてきた とても実績の長いブランド和牛なのです。 その発祥は、実に1590年の戦国時代です。 1590年 天正18年 豊臣秀吉の小田原攻略の折,高山右近が牛